any株式会社は、アーキタイプベンチャーズ株式会社、グローバル・ブレイン株式会社 、HENNGE株式会社を引受先とする第三者割当増資、ならびに金融機関によるデット・ファイナンスを通して、総額約1.5億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。


【資金調達の背景と資金使途】
今回のラウンドのリード投資家はアーキタイプベンチャーズが務め、グローバル・ブレイン、HENNGEは前回ラウンド(2020年4月)に続くフォローオンでの投資となります。
「Qast」はリリースからまもなく3年を迎え、導入社数は3,500社を越えました。今後、より一層ナレッジ経営やチームシップが根付いた世の中になるよう事業を拡大していく所存です。

今回の資金調達は、プロダクト開発体制の強化・ナレッジ経営コンサルタントの強化・ナレッジ経営の普及活動など、お客様への提供価値向上を目的としています。

【any株式会社、代表吉田がCKO就任】「ナレッジ経営」の一般化を目指す
2021年6月1日には、弊社代表の吉田和史がCKOに就任したことをお知らせいたします。
※CKOとは「Chief Knowledge Officer」の略語で「最高知識責任者」のこと

CKOは、企業内におけるナレッジやノウハウを共有・蓄積させ、組織全体に浸透させるための役割です。あまり日本では定着しているとは言い難い役職ですが、今後の日本企業においてナレッジ経営が重要になることを見据え、「Qast」を提供しているany株式会社代表 吉田和史が自らCKOに就任し、対外的な発信やナレッジ共有を行ってまいります。


■any株式会社 代表取締役 CEO/CKO 吉田和史よりコメント
この度、CEOと兼任という形でanyのCKOに就任いたしました。
CKOは、まだまだ日本での事例も少なく認知度の低い役職ですが、世の中全体で働き方が大きく変わっている今こそ必要な役割です。
組織全体でナレッジを蓄積し、経営資源としていくための舵取り役であるCKOを多くの企業で導入してほしいという想いと、Qastを活用することでナレッジ経営がどのように変わるかを自ら実践し、発信してまいります。


【投資家各社様からのコメント】
今回新たにany株式会社に投資頂いた各社様からのコメントを記載させて頂きます。

■  アーキタイプベンチャーズ株式会社 Managing Partner 福井俊平氏
組織の規模が大きくなるにつれ、より大きな課題となっていく社内知識格差やノウハウ属人化の問題は、古くからある、しかし未だに解決されてない課題です。更にコロナをきっかけにリモートワークが浸透することで、今までの様にオフィスでの同期型コミュニケーションでカバーするという方法も難しくなり、より課題が顕在化しています。これらの課題を解決できるanyの「Qast」と共に、「ナレッジ経営」という理念の社会実装に挑戦し、その先にある「ナレッジの民主化」までの旅路をご一緒できることを嬉しく思います。

■ グローバル・ブレイン株式会社 代表取締役社長 百合本安彦氏
any社が運営するナレッジ経営クラウドの「Qast」は、誰でも使えるUX/UIで設計されており、社内ナレッジの情報共有に関する長年の課題/市場ニーズを本質的に解決することで仕事の効率化に大きく寄与してきました。グローバル・ブレインは去年から支援させていただいておりますが、売上も順調に伸び、大手企業からの引き合いも増えてきている状況です。 any社の経営チームは非常に優秀で、ナレッジ共有をどう活性化・活用化できるのか常に顧客に寄り添った形で製品開発・導入に力を入れており、そんなany社のチーム力や事業の成長を評価して、また、当社のサービスが持つ社会的な意義も非常に大きいと考え、この度追加出資をさせていただきました。 弊社は引き続き、「Qast」サービスを運営するanyの体制強化、及び事業拡大に向けた様々な支援を行ってまいります。
 
■HENNGE株式会社 代表取締役社長 小椋 一宏氏
昨年のラウンドでの出資につづき、今回のラウンドにも出資をさせていただくことになりました。昨年来、any社は着実にサービスの拡張、メンバーの増強、売上高の増加を果たし今回の調達を迎えることになりました。引き続きany社を資金面のみならず、経営支援、技術支援の側面からもお手伝いさせていただけることを嬉しく思います。